セキュリティ最低ライン
原則
保育ICTは、園児、保護者、職員の個人情報、健康情報、家庭状況、連絡履歴を扱います。便利さよりも、権限漏れ、誤送信、記録の改ざん、バックアップ不能を防ぐ設計を優先します。
デモ・開発環境
- 実在する個人情報を入れない
- パスワードやAPIキーをリポジトリに置かない
- 公開デモはダミーデータのみで運用する
- ログに個人情報を出しすぎない
- 画像・スクリーンショットにも個人情報を含めない
本番環境の最低条件
起動時のデータ生成
- すべての環境で、通常のアプリ起動時にデモ・サンプル・業務初期データを自動投入しない。
- テーブルが空であることを、デモデータ投入の許可条件にしない。
- デモ用シードは、デモ・ローカル環境で専用コマンドを明示実行した場合に限る。
python -m scripts.seed_demo_100 --wipe-allは破壊的なデモ専用操作であり、ベータ・本番DBに対して実行しない。
認証
- 職員と保護者を分けて認証する
- 退職・退園・卒園時のアカウント停止手順を持つ
- パスワード再設定と招待フローを整備する
権限
- 園長・主任・担任・閲覧専用・保護者の権限を分ける
- 保護者は自家庭の情報だけを閲覧できる
- 閲覧専用職員は更新できない
- 管理者権限の利用者を最小限にする
監査ログ
- 園児情報変更
- 欠席・出欠確認
- 保護者連絡の確認
- お知らせ配信
- アカウント作成・停止
- 権限変更
上記は、いつ、誰が、何を変更したかを追えるようにします。
バックアップ
- 少なくとも日次バックアップ
- 復旧手順書
- 復旧テスト
- バックアップの保管先権限管理
通信と保存
- HTTPS/TLS を利用する
- 本番DBへのアクセス権限を最小化する
- 個人情報を含むファイルの外部共有を制限する
- エラー画面に内部情報や個人情報を出さない
脆弱性報告
公開Issueではなく openhoikuict@gmail.com へ連絡してください。
guardian キオスク
/guardian はクラス選択後に在園児の氏名を表示し、登降園打刻を行う。信頼できないネットワークへ無認証で公開してはならない。
- 本番の
HOIKUICT_KIOSK_ACCESS_MODEはdisabledまたはtokenとする。 tokenでは/guardian/activateから端末を有効化する。秘密値をURLへ付与しない。openは施設内で隔離された開発・検証環境専用で、本番起動時は拒否される。- キオスクを公開するリバースプロキシでも、到達元ネットワークを必要最小限に制限する。