認可施設帳票入力画面仕様
- 現況再確認: 2026-08-11
- 実装状況: 初期段階を実装済み
- 現行入口:
/data-transfers/ - 出力処理:
POST /data-transfers/ninka/export
目的
ninka_input.xlsx 形式の認可施設帳票へ、open-hoikuict に登録された情報を転記できるようにする。
初期段階では、既存データから確実に算出できる項目を画面で確認・補正し、帳票へ反映した Excel を出力する。将来的には、法人情報、施設情報、運営情報などを専用マスタとして管理し、帳票の複数シートへ連携できるようにする。
前提
- 対象ファイルは
.xlsxとする。 - 元の帳票ファイルは上書きしない。
- 出力時はアップロードされた帳票ファイルの書式、シート構成、入力規則、保護設定をできるだけ維持する。
- 初期実装では、マクロ付きファイル、複数年度の同時出力、自治体ごとの帳票差分吸収は対象外とする。
- 個人名簿を帳票へ直接展開する機能ではなく、施設単位の集計値・基本情報を反映する機能とする。
画面名
管理画面内の「インポート・エクスポート」に、認可施設帳票入力連携エリアを設ける。
将来的に入力項目が増えた場合は、独立した画面として以下を追加する。
/data-transfers/ninka/
画面表示名は「認可施設帳票入力」とする。
初期画面構成
1. 帳票ファイル
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 認可施設帳票 | .xlsx ファイルをアップロードする |
| 年度 | 反映対象年度。初期値は現在日付から見た保育年度 |
年度は 4 月始まりで判定する。
| 現在日付 | 初期年度 |
|---|---|
| 2026-04-01 から 2027-03-31 | 2026 |
| 2027-04-01 から 2028-03-31 | 2027 |
2. シート4 集計プレビュー
帳票出力前に、以下の集計値を表示する。
| 年齢 | 利用定員数 | 利用者数 | 学級数 |
|---|---|---|---|
| 0歳 | 自動入力 | 自動集計 | 自動集計 |
| 1歳 | 自動入力 | 自動集計 | 自動集計 |
| 2歳 | 自動入力 | 自動集計 | 自動集計 |
| 3歳 | 自動入力 | 自動集計 | 自動集計 |
| 4歳 | 自動入力 | 自動集計 | 自動集計 |
| 5歳 | 自動入力 | 自動集計 | 自動集計 |
| 合計 | 自動集計 | 自動集計 | 自動集計 |
初期実装では、利用定員数は利用者数と同じ値を初期値として表示する。実際の定員と異なる園では、画面上で補正できるようにする。
3. 補正入力
各年齢行について、以下を手入力で上書きできる。
| 項目 | 入力形式 | 備考 |
|---|---|---|
| 利用定員数 | 0 以上の整数 | 実際の認可定員が利用者数と違う場合に補正 |
| 利用者数 | 0 以上の整数 | 自動集計と異なる提出基準の場合に補正 |
| 学級数 | 0 以上の整数 | クラス構成を提出用に補正 |
補正値は出力時のみ使う。初期実装では、補正値を DB に保存しない。
4. 出力
「帳票へ反映して出力」ボタンで、アップロードされた帳票ファイルへ値を反映した .xlsx をダウンロードする。
出力ファイル名は以下の形式とする。
hoikuict-ninka-input-{年度}-{YYYYMMDD-HHmm}.xlsx
シート4 反映仕様
対象シートは Excel タブ名 シート4 とする。内部 XML ファイル名では判定しない。
反映セル
| 年齢 | 利用定員数 | 利用者数 | 学級数 |
|---|---|---|---|
| 0歳 | H25 |
L25 |
P25 |
| 1歳 | H27 |
L27 |
P27 |
| 2歳 | H29 |
L29 |
P29 |
| 3歳 | H31 |
L31 |
P31 |
| 4歳 | H33 |
L33 |
P33 |
| 5歳 | H35 |
L35 |
P35 |
| 合計 | H37 |
L37 |
P37 |
自動集計ルール
利用者数は、対象年度の 4 月 1 日時点の年齢で集計する。
対象園児は以下を満たすものとする。
statusがenrolled- 入園日が出力基準日以前
- 退園日が空、または出力基準日より後
学級数は、対象年齢の園児が所属するクラス ID の重複を除いて数える。
合計は 0〜5歳の合算とする。
施設情報シート反映仕様
対象シートは Excel タブ名 施設情報 とする。
| 項目 | セル | 内容 |
|---|---|---|
| 更新日時 | C2 |
出力実行日時 |
| 年度 | D2 |
画面で指定した年度 |
入力値の保存方針
初期実装
補正値は保存しない。帳票出力のたびに画面上で確認・補正する。
第2段階
年度ごとの帳票入力値を保存する。
想定する保存単位は以下。
| 保存単位 | 内容 |
|---|---|
| 年度 | 2026 など |
| シート | シート4 など |
| 項目キー | age_0_capacity など |
| 値 | 入力値 |
| 更新者 | 職員名 |
| 更新日時 | 最終更新日時 |
第3段階
法人情報、施設情報、運営情報、職員体制などを専用マスタ化する。
将来入力項目
法人・施設基本情報
主に シート1、シート2 へ反映する。
| 分類 | 項目例 |
|---|---|
| 法人情報 | 法人種別、法人名、法人名ふりがな、代表者名、所在地、電話番号 |
| 施設情報 | 施設類型、施設名、施設名ふりがな、所在地、電話番号、設置主体 |
| 管理者情報 | 管理者氏名、職名 |
| 認可情報 | 認可年月日、開始年月日、確認年月日 |
運営情報
主に シート4、シート7 へ反映する。
| 分類 | 項目例 |
|---|---|
| 開所時間 | 平日、土曜、日祝、延長保育 |
| 運営方法 | 運営方法、保育内容、年間行事 |
| 安全管理 | 事故防止指針、研修、個人情報保護 |
| 評価 | 第三者評価の実施状況、結果 URL |
職員体制
主に シート3 へ反映する。
| 分類 | 項目例 |
|---|---|
| 職種別人数 | 保育士、保育従事者、看護師など |
| 常勤・非常勤 | 常勤人数、非常勤人数 |
| 労働時間 | 職種別の平均労働時間 |
| 経験年数 | 常勤・非常勤の平均経験年数 |
初期段階では職員モデルが帳票に必要な粒度を持っていないため、自動集計ではなく手入力マスタとして扱う。
バリデーション
ファイルチェック
.xlsx以外はエラー。シート4が存在しない場合はエラー。施設情報が存在しない場合はエラー。- 対象セルへ書き込めない場合はエラー。
入力チェック
- 年度は 2000〜2100 の整数。
- 利用定員数、利用者数、学級数は 0 以上の整数。
- 合計行は自動計算とし、直接編集はできない。
- 補正後の利用者数合計が 0 の場合は警告を表示する。
- 学級数が 0 で利用者数が 1 以上の場合は警告を表示する。
エラー表示
画面上部にエラーを表示する。
| エラー | 表示例 |
|---|---|
| ファイル形式不正 | 認可施設帳票の Excel ファイル(.xlsx)を選択してください。 |
| 必須シートなし | 認可施設帳票の必須シートが見つかりません: シート4 |
| ファイル破損 | Excel ファイルを読み込めません。 |
| 入力値不正 | 利用定員数は 0 以上の整数で入力してください。 |
権限
- 出力は園児台帳管理権限
can_manage_child_recordsを持つ職員だけが実行できる。 - 権限がない職員はデータ入出力画面を開いても帳票出力を実行できない。
- 将来、年度別入力値を保存する場合は、保存操作も編集権限を必須とする。
画面遷移
flowchart TD
A["認可施設帳票入力画面"] --> B["帳票ファイル選択"]
B --> C["年度指定"]
C --> D["自動集計プレビュー"]
D --> E["必要に応じて補正"]
E --> F["帳票へ反映して出力"]
F --> G["Excel ダウンロード"]
受け入れ条件
- 認可施設帳票
.xlsxを選択できる。 - 年度を指定できる。
シート4の 0〜5歳別の利用定員数、利用者数、学級数をプレビューできる。- プレビュー値を画面上で補正できる。
- 合計行が自動計算される。
- 出力した Excel の
シート4に補正後の値が反映される。 - 出力した Excel の
施設情報に年度と更新日時が反映される。 - 元ファイルのシート構成と書式が維持される。
- 必須シートがない場合は、出力せずにエラーを表示する。
実装状況と後続ステップ
初期画面、年齢別集計・補正、シート4と施設情報への反映、入力検証は実装済みである。後続では次を検討する。
- 年度別入力値の保存テーブルを追加する。
- 法人・施設基本情報マスタを追加する。
- 対応帳票の版と自治体差分を管理する。