認可施設帳票入力・出力仕様
- 実装照合日: 2026-09-13
- ステータス: 一部実装(台帳からのExcel出力。画面内プレビュー・補正は未実装)
- 入口:
/data-transfers/の「認可施設帳票入力連携」 - 根拠:
routers/data_transfers.py、ninka_transfer_service.py、templates/data_transfers/index.html、test_data_transfers.py
現在できること
職員が年度と認可施設帳票の .xlsx を指定すると、園児台帳の集計値を シート4 と 施設情報 に書き込み、Excelをダウンロードする。アップロードした帳票を恒久保存せず、出力のためにメモリ上で処理する。
現行画面には、集計結果の事前プレビュー、人数・定員・学級数の補正欄、施設情報の編集フォームはない。従来の仕様書でこれらを「実装済み」としていた記載を訂正する。
操作と権限
- データ入出力画面の「認可施設帳票入力連携」を開く。
- 年度と帳票ファイルを指定する。
- 「帳票へ反映して出力」を押す。
- ダウンロードしたExcelの人数、定員、学級数、施設情報を確認する。
| メソッド | URL | 用途 |
|---|---|---|
| GET | /data-transfers/ |
入力フォーム |
| POST | /data-transfers/ninka/export |
台帳集計とExcel出力 |
出力は職員ログインに加え、require_child_record_manager() による園児台帳管理権限を要求する。一般の編集ロールだけでは出力権限にならない。POSTには共通のCSRF保護を適用する。
入力と検証
| 入力 | 現在の扱い |
|---|---|
template_file |
必須。拡張子 .xlsx、空ファイル、Excelブック構造、必須シートを検証 |
fiscal_year |
整数。省略時は当日の属する4月始まりの年度 |
シート4(全角の4)と 施設情報 の両シートを必要とする。形式不正・空ファイル・必須シート不足等は画面上部にエラーを表示し、出力しない。
年度の入力欄には2000〜2100のブラウザー制約があるが、サーバー側には同じ範囲の明示検証がない。人数補正値の入力検証や「利用者0人」「学級数0」の警告も、補正フォームとともに後続の実装課題とする。
台帳からの集計
- 在籍状態が
enrolledの園児を取得する。 - 入園日が集計日より後、または退園日が集計日以前の園児は除外する。
- Web画面からの出力の集計日は当日。過去年度を指定しても、在籍判定の日付を年度初日に戻す機能ではない。
- 年齢は指定年度の4月1日時点で算出し、0歳未満は0歳、6歳以上は5歳の枠へまとめる。
- 年齢ごとに園児数と、園児に紐づく重複しないクラスID数を集計する。
- 学級数の合計は年齢別のクラス数の合計。同じクラスに複数年齢が在籍すると、年齢ごとに数える。
この出力値を自治体様式上の定員・学級数の確定値とは扱わない。実際の提出条件と照合し、必要な修正は出力したExcelで行う。
書き込み先
シート4
| 年齢 | 行 | 利用定員数 | 利用者数 | 学級数 |
|---|---|---|---|---|
| 0歳 | 25 | H25 | L25 | P25 |
| 1歳 | 27 | H27 | L27 | P27 |
| 2歳 | 29 | H29 | L29 | P29 |
| 3歳 | 31 | H31 | L31 | P31 |
| 4歳 | 33 | H33 | L33 | P33 |
| 5歳 | 35 | H35 | L35 | P35 |
| 合計 | 37 | H37 | L37 | P37 |
現在は 利用定員数と利用者数の両方に同じ園児数 を書き込む。認可定員を別に保存・取得しているわけではない。学級数には前節の年齢別クラス数を書く。
施設情報
C2: 出力時のローカル日時(YYYY-MM-DD HH:mm:ss)。D2: 指定年度。
元のZIP内のファイルを引き継ぎ、対象シートのセル値を書き換える方式。既存セルの属性を残すが、あらゆる自治体様式・マクロ・外部参照との互換性まで保証するものではない。対象は .xlsx。
保存と出力
年度別の入力値、認可定員、補正値を保存する専用テーブルはない。出力ファイル名は hoikuict-ninka-input-{年度}-{出力日時}.xlsx。バックアップの代替には使わない。
後続設計
次は当初仕様の要件を維持するが、現行の操作として案内しない。
- 年齢別の集計プレビューと、定員・利用者数・学級数の画面内補正。
- 合計の再計算、0人・0学級の警告、年度と補正値のサーバー検証。
- 施設・年度単位の入力値保存と、翌年度へのコピー。
- 法人名、施設名、所在地、連絡先、設置者、施設長等の基本情報入力。
- 開所時間、休園日、事業区分、延長保育等の運営情報入力。
- 職種別人数、常勤・非常勤、勤務時間、配置等の職員体制入力。
- 自治体ごとに異なる様式への対応と、出力した帳票の検証。
施設設定の共通モデル自体も未実装の施設設定仕様であり、この帳票機能に実装済みとは扱わない。